仕事の成果が
数字になって現れ
全国に
改善策を展開できる

A.K.

生産 2020年入社

家政学部食物学科卒。
西日本エリア(兵庫県)生産課に配属、
2024年10月に同エリア生産管理課へ異動

食を通して多くの人を 笑顔にしたいという想い

もともとおいしい物を食べることが好きなので、そこから派生して栄養と健康の関係などに興味があり、大学でも食物学を専攻しました。就職活動では「食を通して多くの人を笑顔にしたい」という想いのもと、食品に関係する会社を志望し、食品メーカー、商社、小売など幅広い関連業種を研究しました。デリア食品のお惣菜は大学の生協に置かれていて、白菜のシャキシャキした食感を楽しみつつ、野菜の栄養をとることができる「白菜のバラン酢サラダ」を気に入って、よく食べていました。誰もが口にする身近な商品を通して社会に貢献できると思い魅力を感じました。入社の決め手になったのは、説明会や選考を通してアットホームで働きやすい雰囲気を感じたからです。また、総合職は全国転勤があるのですが、住宅の補助が手厚く、その他の福利厚生も充実していたことが安心感につながりました。

フードロス削減の取り組みで 成果を上げ上司から高い評価

工場では、原料や調味料を計量する工程、野菜処理工程、加熱調理工程、食材を混ぜる(ミキシング)工程、パック詰めする盛付工程などがあります。私が所属していたのは、出荷前の最終工程である盛付のライン管理を行い、出荷スケジュールに合わせて設計通りの商品が製造できているか、トラブルなどが起きていないかをチェックする役割です。新入社員の育成、リニューアル商品に関する製造現場との情報共有なども担当していました。印象に残っているのは、入社2年目で自主的に行ったフードロス削減の取り組みです。複数の商品に使われる原料の一つに紫タマネギがあるのですが、廃棄率が高かったので、その原因を探って対策を行い、廃棄率を大きく削減させることができました。仕事の成果が数字で現れることに面白さを感じるきっかけとなった出来事です。上司から「自分から課題を見つけ分析や行動する姿勢をこれからも続けてほしい」と声をかけていただき、評価してもらえたことが励みにもなりました。今もその姿勢を大切にしています。

社員やパートナーさんたちが
より気持ちよく働ける職場にしたい

デリア食品では全社的な活動として現場の困り事を解決していく『改善活動』に取り組んでいます。私は事務局として計画を立案したり、その推進を図っています。また、新たに作業の指導方法の標準化を目的とした「動画手順書プロジェクト」が始まっていて、社内での運用や浸透に向けての話し合いを行っています。私は現在、生産課から生産管理課に異動し、経営に関する数字の集計管理、新商品や終売品の管理、システムや新技術の導入なども担当しています。生産を数字から分析して改善を図っていく仕事です。現場管理や改善活動に取り組むうちに、「社員やパートナーさんたちが、より楽に、より気持ちよく働ける職場にしたい」という目標が生まれました。他の事業所と活発に情報交換したり、改善の手法について専門家から学んだりしています。GAS*の活用やシステム化などについても取り組み、将来的には職場環境の改善を全国に展開していきたいと思っています。

GAS:Google Apps Scriptの略。誰でも使いやすいビジネスソリューション構築のためのプラットフォーム。

1日のスケジュール

1日のスケジュール

7:50
出勤
8:30
始業・朝礼
当日の製造量や出荷時間、当日の人員の確認、
パートナーさんに連絡事項等を伝達。
8:40
現場管理
出荷時間に間に合うようスケジュールを調整しながら、
製造の管理。
13:00
昼食
14:00
現場管理
製造の管理。時短出勤者に合わせ人員の配置調整。
15:00
打ち合わせ
動画手順書プロジェクトの打ち合わせに参加。
16:30
事務作業
事務作業。製造量にもよるが、
17時半前後には製造終了。
17:00
製造終了確認
製造終了を確認し、日報作成。
廃棄量の確認、製翌日以降の製造量や
スケジュールの調整。
17:30
終業
製造終了時間によっては、残業することもある。
18:30
帰宅
好きなドラマを観てゆっくり過ごす。

学生の皆さんへのメッセージ

学生の皆さんへのメッセージ

私は就職活動中、入社後は営業職として働くことをイメージしていました。生産を担当することになったのは、まったくの偶然なのですが、仕事をしていくうちに思いの外、この仕事が面白いと感じるようになりました。仕事の成果を数字で表現できるので、やりがいがありますし、何か改善すれば、それは全国の工場に影響が及ぶ醍醐味もあります。ちょっとした工夫、新しいことへの挑戦を楽しいと感じる人には魅力的な職場だと思います。指示を待つのではなく、自分なりに考え行動することを大切にしましょう。また、私たちの仕事は、社員だけでなく、多くのパートナーさんの協力があって初めて成り立つものです。商品の品質を高め、効率的な生産を行うために生産現場と向き合うとともに、様々な立場の人に対しても誠実に向き合うことが大切です。こうした気持ちがあれば、長く働くことのできる素晴らしい会社です。