商品開発の醍醐味を感じた 「茄子の煮浸し」の大ヒット
商品開発課の役割は、価値ある商品を生み出すことです。営業から伝えられるお客さまのニーズに基づいて、どんな商品が開発できるのかを考えます。味、見た目、製法などこだわるポイントは多岐にわたります。営業、生産、品質保証、業務課など、幅広い部署の人たちと密にコミュニケーションを取りながら進めていく仕事です。商品に貼られる栄養成分や原材料名、アレルゲンなどの表示ラベルの作成も商品開発課が担当します。東北エリアの商品開発課に所属していた時、担当した「茄子の煮浸し」が大小合わせて製造数1日当たり1,000パックを超えるヒット商品となったことがありました。新商品のヒットラインは500パックが目安というなかで、大成功でした。時間が経つと色あせてしまうという課題を解決するために、原材料を慎重に選定し、ラインでのテスト製造や店舗での陳列を想定したテスト等を行いました。また、地元の和食の職人さんの意見を聞いて何度も味の調整を繰り返し、納得のいく味付けにできたことも成功の要因だったと思います。こだわりを持って商品開発すること、自ら積極的に行動することの大切さを実感しました。
